靴底感覚

――竹内幸哉の研究日誌――

ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ 【過去ログ整理】2019.01.01

ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ」と言われる。この「黄昏」が古い時代の終わる前に新しい時代に先駆ける哲学の意なのか、現代が終わろうとするとき時代を俯瞰、総括してその意味を問う哲学なのかは、意見が分かれるところかもしれない。

ただ現在の不透明かつ流動的状況にあって、ミネルヴァの梟に求められているのは、新しい時代に光を差し向けることだろう。

認識に徹する哲学もあるが、実践する哲学もある。最近では実践哲学やら応用哲学も盛んだ。だが、気をつけなくてはいけないのは、実践や応用についての認識の記録を残すことが目的になっては元も子もない。行動すること、作ること、続けること、変えること、これが目的とならねばね。

@yukylab 午後0:11 · 2018年12月8日