2022-12-14から1日間の記事一覧
先週「教育評価とルーブリックの可能性を考える」と題してオンラインカフェをしたのだが、話題の中心は多面的評価をどう教科に組み込むかという高校の指導現場の話。従来からの取り組みとの整合性を保ちつつ、しかも組織としても個人としても負担を最小限に…
■「ルーブリック2.0」と「ルーブリック3.0」 教師が生徒学生を評価する道具として認知されたルーブリックが「ルーブリック1.0」なら、生徒学生もまた教員とともにルーブリックを作り評価する共同主観性の一翼を担うのが「ルーブリック2.0」。そして、学校教…
そうか! 読解とは経験だということ。読解とは客観的なテクストの受動的再生ではなく、読解経験なのだ。それゆえ、経験を言語化する必要がある。言葉で「語る」必要がある。そして通常の客観テストで行われる読解の評価も、本来は読解経験の言語化の一つとし…
■「分かり合えない」という初期設定「分かり合える」ではなく、「分かり合えない」という前提からスタートすること。分かり合えることはひとつの奇跡である。それはマルクスの言う「命がけの飛躍」だから。@yukylab 午後2:26 · 2021年4月27日 ■ソシュールの…
■個人に内在する能力という幻想 実験室の中で構成されたデータをエビデンスと称し、社会的に要請された「能力」という抽象的な概念を、さも実在するかのように物象化し、その過多を競うようなテストが独り歩きを始める。一部の人間科学は、そうやって権益を…