靴底感覚

――竹内幸哉の研究日誌――

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「教育の情報化」から「教育の哲学化」へ 【過去ログ整理】2018.11.09-10

「教育の情報化」が言われて久しいけれど、教育がICT化すればするほど、本当に大事なのは「教育の哲学化」であるということになるはず。理念的なところをしっかり議論する場を作ることが大事だと思う。 「VUCAの時代」=Volatility(変動性)・Uncertainty(不…

教員の「言語活動」を充実させるということ 【過去ログ整理】2018.11.01

言語活動の充実について。ALを通じて生徒の言語活動を充実させよ、とよく言われる。けれども、充実させるべきは教員の言語活動ではないか。という話。教員の言語活動には社会的尺度をそのまま再生産するだけの評価をする者も多い。 たとえば、生徒Aは部活動…

いま求められる「学習哲学」とは? 【過去ログ整理】2018.10.01-04

「敎育哲学」や「学習科学」はあっても、おそらく「学習哲学」という名の学問領域はいまだないのではないか。学習者中心思想の重要性が言われ久しいのだから、学習に関する(科学に限定されない)探究の場があってもいいのではないか。 一昨日、昨日と敎育工学…

折口信夫 言語と音楽の起源

録りためていた「100分de名著」、今回は折口信夫『古代研究』。常世からのまれびとをもてなすことに日本文化の発生を見るという思想は、言葉と音楽の起源を考える上でたいへん興味深かった。世界に類例はないのか? @yukylab 午前2:40 · 2022年11月6日

バウムガルテンからベンヤミンへ

ラジオでハレの話をすることなって調べてみたら、ハレと縁浅からぬ美学の創設者バウムガルテン。そこからあれこれ物色するうちにたどり着いたのは、なぜかベンヤミン。 音楽美学の流れでいったら、関心はアドルノに向かうはずだったが、学生時代にオケの先輩…