靴底感覚

――竹内幸哉の研究日誌――

他者の間身体性と異他性 メルロ=ポンティとレヴィナス 【過去ログ整理】2019.02.25

メルロ=ポンティレヴィナス。前者の「間身体性」概念から、他者との親和性や信頼関係の構築への希望を、後者の「他者」概念から、他者との絶対的隔絶性や他者への畏れを、僕は学んだように思う。

教育の矛盾は詰まるところ、絶対的に隔絶されている異他的な他者に対する畏れを保持しながら、その他者との信頼関係を構築し、その他者の成長に貢献する可能性に賭けるところにあるのではないか。

ジェネリックスキルでは、他者と信頼関係を構築しつつ協働する能力、多様性を尊重する能力は強調されるが、「他者を畏れよ」とは言わない。当たり前かw それはジェネリックスキルの範疇ではないから敢えて触れない、のか?

@yukylab 午前0:58 · 2019年2月25日