靴底感覚

――竹内幸哉の研究日誌――

浜松の高校生のふり返りシート 【過去ログ整理】2020.07.02

浜松の高校生のリフレクション力にはいつもたじたじである。ふり返りだけで20分ぐらい使って、B5判白紙にびっしりと書いてくる。中には裏までびっしり書いてまだ足りない生徒もいる。
最初はふり返る内容について質問文を用意してリフレクションシートを印刷しようかとも思っていた。ところが初講日に作成を失念してしまい、その場しのぎで白紙を用意した。ところが、白紙の方が実は自由に好きなことが書けるということが分かった。それで今でも白紙に書いてもらっている。
リフレクションとして提示するのは、読み方・解き方と、文章の内容の二つ。でもそれだけでなく、本文の解釈に関すること、開始時のトークに関すること、ペアワークで友人から学んだこと、自分の解答のプロセスや意図などさまざま。文章を自分と関わらせて論じるなど小論文的なことを書く生徒も。

*ちなみに2022年のいまでは、書き易さや読み易さなどを考慮して、専用のふり返りシートを印刷して配布、回収している。いろいろ試行錯誤する。

@yukylab 午後11:50 · 2020年7月2日