2022-11-07から1日間の記事一覧
管理-抑圧的リーダーシップは他人を信じてない。自分が一番賢くて、自分の判断の正しさに1mmのゆらぎもない。一方、協調-共創的リーダーシップは、他人を信じて託すことができるし、自分の判断が誤りうることが分かっているので、メンバーの意見に耳を傾ける…
自宅待機要請が続くなか、オンラインで学びの場をどう作るかが喫緊の課題でして、ただいま試行錯誤中です。録画による動画配信授業やzoomによる双方向授業を経験しましたが、そこで私はライブ感と教員の身体性を大事にしてきました。ライブ感というのは、普…
ポスト・コロナ禍のことを考えている。授業のICT化が一層進むとか、仕事のテレワーク化が一層進むとか、アクティブラーニングが衰退するとか、そうしたことも大切だが、いま考えているのはそうしたことではない。そもそも学校で集団が一斉に学ぶことの意義、…
対人コンピテンシーは大人になってから成長するのか?コンピテンシーは大学生になってから伸ばすのは難しいから、高校生までに、いやもっと早い段階から伸ばしてやるべきである、そんな論調が高まっていて、アクティブラーニングやジェネリックスキルの普及を…
教員組織が協働でカリキュラムや教材や授業を作っていくことはとても意義深い。一方で、その組織が上意下達の硬直した構造になってしまうと、現場は主体的に関われなくなる。やらされ感満載でペーパーワークに苦労するだけで消耗することになる。ボトムアッ…
主客図式、つまり主観(読み手の意見・考え)と客観(書き手の主張・テクストに書かれていること)は誰にとっても截然と切り離せるものである、という前提とした思考から逃れられないと、TAEのフェルトセンスとか、身体での前言語的な感覚から生じた「パターン」…
今の時代感覚から見て、数学の教員が数学「を」教えることしかしなかったら、ちょっと遅れているよと言いたくなる。数学「で」世界の真理に迫ることの意味やら、人間的実存が数学的世界分節を通じて生きていくことの意味やらを考えるような授業をしてほしい…
NHKスペシャル『半グレ』を見てから、ずっと考えているのは、理念なしのジェネリックスキル養成は、ときにおぞましい帰結となるということ。京都の高偏差値、有名大学の学生が、半グレ組織の末端として犯罪に手を染めていた事実は衝撃的。 ここには専門分化…